
セブン-イレブン記念財団は、2023年より環境省自然環境局および地域の活動団体とともに 『国立公園の環境保全活動に関する協力協定書』を締結いたしました。 今回は2025年7月8日に行われた日光国立公園での整備活動をご紹介します。
〈活動報告〉
3回目となる今回の活動は47名の方に参加いただき、日光国立公園内にある『八幡つつじ園地』で、特定外来生物であるオオハンゴンソウの駆除を行いました。
活動の冒頭では、環境省の石井様による「特定外来生物とは何か」というテーマの講義がありました。その後、インタープリター(自然解説員)の案内でガイドウォークを行いました。参加者は那須高原の自然や生物について理解を深めたうえで駆除活動に臨み、活動の目的や意義をより深く共有することができました。


駆除活動では、藪の中に入りオオハンゴンソウを見分けながら作業を進めました。始めはオオハンゴンソウを識別することに苦労していましたが、次第に手際よく抜き取ることができました。また、昨年駆除を行った場所の確認も行い、着実に成果が現れていることを実感できました。


今回の活動では、45Lのごみ袋43袋分、合計約250kgのオオハンゴンソウを駆除しました。外来種の駆除は一度で終わるものではなく、継続的な取り組みが必要です。今後も成果を検証しながらプログラムを改善し、持続可能な活動として取り組んでまいります。
