
店舗とお客様、双方にメリットのある
省人化を目指しています
セブン‐イレブン・ジャパンでは、働きやすい環境づくりのため、店舗の設備や什器の改良を進めています。作業に要する時間や店舗従業員の動線・移動距離などを考慮し、作業負荷を軽減しながら業務の効率化を図っています。また、新しいシステムの導入も進めており、今後も加盟店従業員が働きやすく、お客様にとってもお買い物しやすい店舗づくりを目指します。

AI発注の本格稼働スタート
さらなる生産性の向上を目指します
セブン‐イレブン・ジャパンでは、店舗運営の効率化と商品供給の安定化を目的として、AI発注システムを2023年より全店舗に導入しました。
従来の「設定発注」は、店舗従業員が手動で在庫数を設定し、在庫が一定数を下回った際にストア・コンピューター(SC)が発注数を計算・提案する仕組みでした。しかし、在庫が減ってから発注するため、品切れが発生するリスクや、入力作業の負担が課題となっていました。
AI発注システムでは、天候や曜日特性、過去の販売実績などのデータをもとに需要予測を行い、適正な在庫数を算出。在庫がなくなる前に発注が行われるため、品切れの防止につながるほか、店舗従業員による入力作業が大幅に削減され、発注業務にかかる時間を約40%削減することができました。これにより、加盟店では発注業務にかかる時間を他の業務に充てることが可能となり、品揃えの見直しや売場づくりなど、店舗価値の向上に向けた取り組みがより充実しています。
