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2025.08. 6

第7回「青森セブンの海の森」活動報告

セブン-イレブン記念財団は、豊かな自然環境の再生やCO₂の削減を目指し、「セブンの森・セブンの海の森」づくり活動を進めています。 今回は6月7日に行われた「青森セブンの海の森」の活動をご紹介します。

〈活動報告〉

「青森セブンの海の森」活動は、青森県青森市の陸奥湾に面する青森駅前干潟と、それを取り巻く青森市の豊かな自然環境を健全な姿で次世代に引き継ぐことを目的に活動しています。また、青森駅前干潟をきっかけとした「人と自然」「人と人」「人とまち」が融合するコミュニティづくりを目指しています。2025年6月7日に第7回目の活動を実施し、総勢46名の方々にご参加いただきました。

今回の活動では、海洋問題に関する勉強会と、海岸清掃や生きもの観察を行いました。まず、勉強会では海洋ごみに関する問題やアマモの生態について学び、活動の目的や意義を理解したうえで実践に臨みました。

勉強会の様子

その後、地引網を使った生きもの調査を実施。参加者全員で掛け声を合わせながら網を引き、浅瀬にすむイソシジミの探索や、海岸・海中にあるごみの回収を行いました。水温はまだ低く、生息する生きものの数は多くなかったものの、稚魚の姿が確認され、子どもたちは楽しそうに観察していました。

また、昨年秋に植えたアマモは残念ながら枯れてしまいましたが、同時期に種をまいて移植したスゲアマモのうち、約半数が順調に育っていることが確認できました。スゲアマモは絶滅のおそれがある環境省のレッドリストに掲載されている希少な海草であり、その数を増やしていくことは、青森駅前干潟の豊かな自然環境を広く発信することにもつながります。
今後も活動を継続しながら、多様な命が息づく海辺の環境を守り、次世代へとつないでいきます。

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