
セブン-イレブン記念財団は、豊かな自然環境の再生やCO₂の削減を目指し、「セブンの森・セブンの海の森」づくり活動を進めています。 今回は6月15日に行われた「阪南セブンの海の森」の活動をご紹介します。
〈活動報告〉
「阪南セブンの海の森」の活動は、大阪湾におけるアマモ場の再生を通じた「ブルーカーボン活動」を行い、次世代を担う子どもたちへの海洋学習を目的としています。2025年6月15日に第14回目となる活動を実施し、総勢163名の方々にご参加いただきました。
当日は、海岸清掃と生きもの観察を中心としたプログラムを実施。始めに大阪湾沿岸域環境創造研究センターの岩井様より、勉強会形式で現在の大阪湾の状況やアマモ場の現状、そして海水温の上昇や台風の影響など、気候変動による海の変化についてご説明いただきました。参加者にとって、身近な海の環境について理解を深める貴重な機会となりました。

その後、海岸で清掃活動を行ったのち、生きもの観察を行いました。参加者全員で協力して地引き網を引き、エビや小魚など多くの生きものを採取しました。子どもたちからは「エビがいた!」「魚がいる!」といった歓声が上がり、楽しみながら海の生きものにふれる姿が見られました。こうした体験が自然環境への関心を育むきっかけとなったのではないでしょうか。


また、今回の活動では、新たにNPO法人大阪湾沿岸域環境創造研究センターが加わり、阪南市とセブン‐イレブン記念財団との間で三者協定を締結しました。この協定により、今後10年間にわたり阪南の海での保全活動を継続していくことが確認されました。環境の変化が進む中でも、地域と連携しながら、持続可能な海の保全に取り組んでまいります。
