北海道

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2025.08. 6

第12回「えりも岬セブンの森」活動報告

セブン-イレブン記念財団は、豊かな自然環境の再生やCO₂の削減を目指し、「セブンの森・セブンの海の森」づくり活動を進めています。 今回は6月18日に行われた「えりも岬セブンの森」の活動をご紹介します。
「えりも岬セブンの森」活動は、「山が豊かになると海も豊かになる」という理念のもと、地域とともに森林再生を目指す取り組みです。明治以前、えりも岬一帯はミズナラなどが生い茂る豊かな原生林に覆われていました。しかし、度重なる伐採により森林は失われ、地域は一時砂漠のような状態に陥り、この砂が海へと流れ込んだことで、えりも町の主産業である昆布漁にも深刻な影響を及ぼしました。これを憂いた地元の漁師たちが立ち上がり、森林再生への取り組みを開始。この活動は今年で72年目を迎え、セブン-イレブン記念財団は、2013年より「えりも岬セブンの森」活動として参加しています。

〈活動報告〉

2025年6月18日に行われた第12回の活動には、総勢250名の方々にご参加いただきました。
当日は、地元小学校の児童をはじめ、漁業関係者、航空自衛隊、官公庁職員、えりも岬の緑を守る会、セブン‐イレブン加盟店および本部社員など、さまざまな立場の方たちが参加し、植樹活動を実施。植樹にあたっては、日高南部森林管理署の方々より苗木の植え方について丁寧なご指導をいただき、参加者は急こう配の斜面においても手際よく作業を進めていきました。

今回植えられた苗木は、カラマツ400本、ミズナラ200本、記念植樹としてオオヤマザクラ7本の、計607本です。また、関係者とともに記念標柱の設置も行い、活動の意義をあらためて共有する機会となりました。
今後も、えりも町の自然環境を守り、次世代へとつないでいくため、地域とともに活動を継続してまいります。

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