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2025.07.31

第8回「大分セブンの森」活動報告

セブン-イレブン記念財団は、豊な自然環境の再生やCO₂の削減を目指し、「セブンの森・セブンの海の森」づくり活動を進めています。 今回は5月25日に行われた「大分セブンの森」の活動をご紹介します。

〈活動報告〉

「大分セブンの森」では、飯田高原一帯の環境を守ることを目的に、特定外来生物の駆除などの取り組みを継続しています。第9回目となる今回の活動には、総勢95名の方々にご参加いただきました。

当日はあいにくの小雨模様となりましたが、参加者は6班に分かれ、特定外来生物「オオハンゴンソウ」の抜根作業を実施しました。オオハンゴンソウは、在来の植物の生育を妨げ、大群落を形成することで生態系に深刻な影響を及ぼす恐れのある植物です。

今回の作業では、草原のあちこちに点在する株をひとつひとつ手作業で掘り起こし、ゴミ袋約25袋分、約4,000株を除去しました。参加者の皆さまは見分け方や作業にも次第に慣れ、互いに声をかけ合いながら作業を進めていました。

また、活動の合間には、「大分セブンの森」で恒例となっている自然学校スタッフによる「環境問題クイズ」を実施。子どもから大人まで幅広い世代が参加し、楽しみながら環境への理解を深めるひとときとなりました。

本活動は今年で4年目を迎え、継続的な活動によって、オオハンゴンソウの個体数は徐々に減少傾向にあります。しかし、根絶には未だいたっておらず、駆除作業を継続する必要があります。地域の皆さまと協力しながら、美しい飯田高原の草原と、そこに息づく多様な生きものの環境を守るため、これからも活動を続けてまいります。

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