
2025年5月14日、セブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブン‐イレブン)と那須塩原市は、環境施策を中心とした「包括連携協定」を締結してから1周年を迎えました。この節目を記念し、記者発表会を開催し、寄付金付きの限定デザインnanacoカードの販売を発表しました。本カードを利用した際の売上の一部、および発行手数料の一部は、今後おおむね5年間にわたり、日光国立公園内にある沼ッ原湿原の維持・管理を行う「ネイチャーポジティブ推進事業」へ寄付されます。

■那須塩原市 渡辺市長
環境施策の推進には、自治体だけでは限界があり、社会的影響力を持つセブン‐イレブンのような民間企業との連携は大変心強く、ありがたく感じております。今後も多様な連携を通じて、地域における環境価値や社会的付加価値の向上に努めてまいりたいと考えております。
■セブン‐イレブン 群馬・栃木ゾーン 高家ゾーンマネジャー
協定締結以来、沼ッ原湿原の環境保全活動などを進めてまいりました。セブン&アイグループの自然資本に関する方針に則り、今後もより一層の連携を図りながら、環境保全活動に取り組んでまいります。こうした想いを、nanacoを通じて多くの方々にお届けしていきたいと考えております。

この連携協定は環境施策を中心としたもので、自治体とこのような趣旨で連携協定を結ぶことはセブン-イレブンとしては、当時全国でも初の取り組みでした。締結以降、那須塩原市が掲げる「2050 Sustainable Vision」に基づいた環境戦略の推進を優先的に支援しています。また、プロバスケットボールチーム「宇都宮ブレックス」と連携し、那須塩原市内の中学校で出張授業を実施するなど、子どもたちの健康づくりにも貢献しています。
さらに、沼ッ原湿原に群生するニッコウキスゲをシカの食害から守るため、一般財団法人セブン‐イレブン記念財団による助成のもと、那須塩原環境ボランティアの会を中心に、柵の設置といった保全活動も行っています。

セブン‐イレブンは今後も、那須塩原市との連携を通じて、地域の活性化と自然環境の保全に一層取り組んでまいります。