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2025.05. 7

第18回「佐賀セブンの森」活動報告

セブン‐イレブン記念財団は、地域循環型社会の実現を目指し、NPO法人かいろう基山と連携して「佐賀セブンの森」の活動を行っています。活動の場となっているのは佐賀県三養基郡基山町の4.7haの森で、2025年3月29日に開催した第18回の活動には、総勢58名の方々にご参加いただきました。
「佐賀セブンの森」では、放置竹林の計画的な整備を通じて、伐採した竹の再利用と、自然環境の保全、地域資源の循環利用に取り組んでいます。

全国的な課題となっている放置竹林は、生態系への悪影響や土砂災害のリスクを引き起こす要因とされています。
今回の活動では、8つのチームに分かれ、かいろう基山の皆さんからのこぎりの使い方など丁寧な指導を受けながら、竹の伐採を実施。伐採後は、竹を持ち運びやすい長さに切断し、運搬場所まで移動させました。

搬出した竹は後日チップに加工され、町内牧場にて佐賀牛の敷料として活用された後、牛ふんとともに堆肥化されます。この堆肥は「基山の力」という名の有機肥料として地元農家の水田や畑に使用され、自然資源の循環を実現しています。
この「基山の力」は、2025年3月14日に開催された「第3回佐賀県FUNBAL(踏ん張る)堆肥コンクール」で最優秀賞を受賞し、地元での活用がさらに広がる見込みです。

「基山の力」
基山町の松田様より子どもたちへノベルティ贈呈

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