
セブン‐イレブン記念財団は、生物多様性の改善と自然環境の保全を目的とした活動を行っています。2025年2月16日に霧島錦江湾国立公園の「重富海岸」にて、干潟の耕うん作業や海岸清掃、生きもの観察を実施しました。第2回目となる今回は総勢86名の方に参加いただきました。
今回の活動では、くすの木自然館の浜本様から干潟の重要性についての説明を受けた後、参加者は穴を掘って土の中にいるヤドカリやカニなどを探し、生きもの観察を行いました。干潟の自然に直接触れることで、子どもから大人まで多くの参加者が命のつながりや自然の大切さを学ぶ機会となりました。


続いて、干潟の水が溜まっていない場所で耕うん作業を行い、海水や空気が泥の中に行き渡るように整備しました。これにより干潟の生態系が改善され、新たな生きものが戻ってくる環境が整います。

最後に海岸清掃を実施し、今回の活動の締めくくりとしました。これらの活動は、結果を得られるまで長い時間を要しますが、干潟の耕うんは泥中に酸素を供給し、生きものの生息環境を良好に保つ重要な取り組みです。こうした取り組みが地域の自然環境を守り、次世代へとつなぐ大きな一歩となると考え、これからも継続してまいります。

