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2023.04.10

全国の国立公園を対象とした初の取り組み!環境省とセブン‐イレブン記念財団『国立公園の環境保全活動に関する協力協定書』を締結

一般財団法人セブン‐イレブン記念財団は、環境省自然環境局および地域の活動団体とともに国立公園の環境保全活動に協働で取り組むことを目的とした、『国立公園の環境保全活動に関する協力協定書』を2023年4月7日(金)に環境省自然環境局と締結いたしました。

<協定の経緯>
セブン‐イレブン記念財団は2023年11月に設立から30周年を迎えるとともに、国立公園は2024年に最初の指定から90周年を迎えます。これを機に、両者は国立公園における環境保全活動の推進を図り、自然の風景地の保護及び生物多様性の確保に向けた取り組みの促進、並びに保護と利用の好循環による地域社会の持続的な発展に寄与することを目的に、相互に協力してこれらの取り組みを促進し更なる取り組みの深化や発信等を行うことに合意し、協力協定を締結いたしました。

<協定の概要>
目的:
自然の風景地の保護及び生物多様性の確保に向けた取り組みの促進、地域社会の持続的な発展に寄与すること。

協力内容:
1、協働で実施する環境保全活動に関する事項
2、環境市民活動助成に関する事項
3、環境保全活動への参加の呼びかけに関する事項
4、その他本協定の目的に資する事項

活動内容:
三陸復興国立公園(沿線の美化清掃やトレイル整備を実施)
日光国立公園(景観の保全のため、外来種対策や里山管理を実施)
富士箱根伊豆国立公園(植物の保全のため、防鹿柵の設置・点検を実施)
瀬戸内海国立公園(登山道の維持管理等を実施)
霧島錦江湾国立公園(干潟の保全・再生を協働で実施)

※今後5つの国立公園から環境保全活動を開始、順次拡大していく予定です。

(左) 環境省自然環境局 奥田直久局長、(右) 一般財団法人セブン‐イレブン記念財団 山本憲司理事長

【一般財団法人セブン‐イレブン記念財団について】
セブン‐イレブン・ジャパン創立20周年記念事業として、加盟店とセブン‐イレブン本部が一体となって環境をテーマに社会貢献活動に取り組むことを目的に1993年に設立され、2023年11月に設立から30周年を迎えます。セブン‐イレブン店頭でお客様からお預かりした募金とセブン‐イレブン本部からの寄付金他をもとに、セブン‐イレブン加盟店とセブン‐イレブン本部が相互協力のもと環境市民団体への支援活動や自然環境保護・保全活動などを行っています。

>>セブン‐イレブン記念財団

【「セブンの森・セブンの海の森」づくり】
日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、セブン‐イレブン記念財団では産官学民が連携した地域一体型の森づくり「セブンの森」活動を2006年から進めています。
地域住民の皆さんやNPO、行政と連携し長期的な計画を立て、地域に愛される豊かな自然を次世代に繋げる森づくりを目指しています。
植樹だけでなく下刈りや間伐までの保育活動を行う健全な森づくりのほか、水質浄化や酸素を生成し、CO2を減らすアマモを増やして豊かな海に再生する「海の森づくり」など、地域の自然環境やニーズに合わせ、山だけでなく河畔林や海、草原などにも活動の場を広げています。「森・里・川・海」のつながりを大切にし、地域の活性化につなげることで、新しい価値を生み出す森づくりを目指しています。

セブンの森」づくり 29カ所 (うち終了11カ所)
面積 1770.5ha (2023年2月末日現在)
宮城セブンの森」植樹活動

【環境省について】
日本を代表する傑出した自然の風景地を国立公園に指定し、感動と学びを提供するために保護と利用を推進するとともに生物多様性の確保に取り組んでいます。また、美しい自然の中での感動体験を柱とした高付加価値・滞在型観光の推進と、保護と利用の好循環による地域社会の持続的な発展を目指した「国立公園満喫プロジェクト」に取り組んでいます。2023年4月現在で34の国立公園が指定されており、2024年には最初の国立公園の指定から90周年を迎えます。

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