甲信越

NEWS

2025.05.21

第11回「山梨セブンの森」活動報告

セブン‐イレブン記念財団は、森林環境の保全に貢献するとともに、地域社会との交流を実施することにより地域の発展に寄与することを目的とし、2020年より「山梨セブンの森」の活動を開始しました。2025年4月5日に開催した第11回の活動には、総勢70名の方々にご参加いただきました。
活動の場となっているのは山梨百名山のひとつに数えられる大蔵経寺山で、山中にある第1展望台は、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎が『冨嶽三十六景』のひとつ「甲州伊沢暁」を描いたとされる歴史的な場所でもあり、地域の自然と文化を感じられる場となっています。

活動場所から見える富士山

今回の活動では、前回植樹を行った箇所の補植と保護カバーの差し替え、さらに新たな広葉樹の苗木の植樹を実施しました。昨年秋に植えた苗木の一部は、保護カバーから伸びた芽がシカなどの野生動物に食べられてしまったため、苗の追加とともに、高さ約180センチのカバーへの差し替えを行いました。カバーの固定は支柱と踏み台を使いながらの作業となり、力仕事を伴う作業となりました。

新しい苗の準備
保護カバーリングを通し固定
カバー支柱の固定
食害にあった芽

また、新たに整備したエリアでは、山梨県産の苗3種(ヤマザクラ、クヌギ、カツラ)を植樹。地面をクワで掘り起こし、有機肥料を施したうえで保護カバーを設置し、苗の周囲にはイノシシなどの獣害を防ぐために石やチップを敷き詰めました。

植樹活動
植樹活動

この記事をシェア

  • エックス
  • フェイスブック
  • ライン
同じ取り組みのNEWS一覧へ

関連記事