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2024.11.28

地域交流施設併設×京都市産木材100%の木造店舗 「セブン‐イレブン伏見北鍵屋公園店」がオープン ~行政、地域と連携した次世代環境配慮型店舗~

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(以下:セブン‐イレブン)は、京都市の都市公園に、地域の交流施設を併設した木造店舗「セブン‐イレブン伏見北鍵屋公園店」を11月29日(金)にオープンいたします。
これまで当社は、京都市と連携し、地域を交えた3者間において、利用者の減少、施設の老朽化等に直面した公園の課題解決を目指し、約1年半にわたり共同研究を行ってまいりました。その結果、京都市において、"地域主体の柔軟な管理運営を、民間企業等の多様なサポート団体が運営支援することにより、公園の魅力向上を目指すとともに、地域コミュニティの活性化など、地域課題の解決や価値向上に寄与することを目的"とした新しい公園運営モデル「Park-UP事業」が創設されました。今回当社が本事業の初の参画企業となり、地域住民が利用可能な交流施設を併設した店舗をオープンすることで、社会課題の解決と地域のニーズに対応した新しい公園運営スキームを実現するに至りました。
また、本店舗の躯体や内外装に使用している木材は、京都市域産材の「みやこ杣木」を100%使用しており、カウンター周辺については「北山杉」を採用するなど、地域の木材を活用することで、木材の地産地消の推進、地域資材の循環による森の再生に貢献し、CO2の吸収を増加させるなど、環境にも配慮しております。
当社は2023年に創業50周年を迎え、次の50年に向けて掲げる4つのビジョン「健康」「地域」「環境」「人財」をテーマに、よりよい社会の実現を目指した取り組みを進めています。地域と環境に配慮した店舗への挑戦を今後も続けてまいります。

<セブン‐イレブン伏見北鍵屋公園店 および 交流施設>

外観
セブン‐イレブン内観イメージ
交流施設内観イメージ

所在地:京都市伏見区深草北鍵屋町990-3他

<取組み概要>

①京都市、地域、セブン‐イレブン・ジャパン 3者連携の内容
【京都市】
・Park-UP事業の創設など実施に必要な制度構築及び公園の基礎的な維持管理を実施
・Park-UP事業を活用した施設整備に対し、建ぺい率を緩和

【地域】
・交流施設、運営資金をもとに、公園の魅力向上や地域の価値向上に向けて管理運営を継続的に実施

【セブン-イレブン・ジャパン】
・京都市が管理する公園の一部に設置許可を受け、交流施設と店舗を設置
・設置した交流施設は地域へ寄贈し、店舗収益の一部を交流施設の運営や公園での活動資金として継続的に地域に還元

②店舗の整備に併せて地域住民が利用できる交流施設を整備
本取組では店舗の整備に併せて、地域住民が利用できる交流施設を整備しています。交流施設は、地域が運営していくことを前提として、設計の段階から地域住民に関わっていただきました。木造2階建ての施設のうち、1階部分(約94平方メートル)は、公園利用者のだれでも自由に使えるオープンスペース、2階部分は管理用スペースとして運営される予定です。北鍵屋公園のコンセプトである「みんなでつなげる、みんなの居場所」を目指し、授乳スペースや小上がりの畳スペースなども整備されており、小さい子供から年配の方々まで、公園の一部としてご利用いただける施設となっています。

③京都市産木材を活用した次世代環境配慮型店舗
店舗については、京都市で生産された木材を使用しており、国産木材100%を達成した初めての店舗となります。地産地消・地域資材の循環・森の再生(CO2削減)に繋げ、未来につなげる店舗の在り方を実現しています。 また、公園利用者にもご利用いただく店舗内のトイレは、地域のご意見が多かったおむつ替えスペースを設置しております。

〈ご参考〉

京都市の創設したPark-UP事業について
>>京都市ホームページ

以上

>>ニュースリリースはこちらへ

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