カップデリの「トップシール」が
もたらした2つの効果
セブン‐イレブン・ジャパンでは、2022年、手軽に野菜をとれる小容量のお惣菜・サラダシリーズ「カップデリ」の容器のフタを「トップシール」に変更しました。これにより、従来の容器に比べ、1個当たり約25%のプラスチック使用量の削減に成功。(2018年度との比較で2022年度では約203t削減)
さらに、シール型のフタにしたことで容器の密閉が可能となり、商品の劣化原因となる酸素を窒素と二酸化炭素へ置き換えることが可能に。これにより、店頭での販売期間が約1日半から約2日半に1日延長。食品ロス削減にもつながる取り組みとなりました。
さまざまな素材転換への取り組み
【リサイクル素材への転換】
2015年7月、「セブンプレミアム」の紙パックの酒類各種を従来のアルミパック素材からノンアルミパック素材に変更しました。この変更により、容器は紙パックとしてのリサイクルが可能となり、原材料調達や製造工程における1本当たりのCO2排出量が、従来のアルミパックと比較して約12%減少。年間で約250トンのCO2排出量削減効果となりました。
【バイオマス原料の活用】
店舗のチルドケースで販売しているオリジナルの「サラダカップ容器」を、2015年度より、石油由来のPET容器から「環境配慮型PET(リサイクルPET、バイオマスPET)」を配合した容器へ切り替えています。
【紙製容器の導入】
2020年からは、「チルド弁当」の容器を従来のプラスチック製から紙製に切り替えています。この取り組みによって、従来のプラスチックを使用した容器と比較し、2021年度は約406tのプラスチックを削減、2022年度は約800tのプラスチックを削減しました。また、サンドイッチのパッケージのフィルム素材を使用していた部分に、紙素材を組み合わせることにより、プラスチック使用量を約40%削減しました。
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