
セブン-イレブン記念財団は、豊かな自然環境の再生やCO₂の削減を目指し、「セブンの森・セブンの海の森」づくり活動を進めています。 今回は9月6日に行われた「青森セブンの海の森」の活動をご紹介します。
〈活動報告〉
「青森セブンの海の森」活動は、青森県青森市の陸奥湾に面した青森駅前干潟と、その周辺の豊かな自然環境を、健全な形で次世代へ引き継ぐことを目的としています。また、青森駅前干潟をきっかけに「人と自然」「人と人」「人とまち」がつながるコミュニティづくりも目指しています。
2025年9月6日に第8回目の活動を実施し、総勢40名の方々にご参加いただきました。
今回の活動では、座学、海岸清掃、生きもの観察、そしてスゲアマモの播種を行いました。
座学では、海洋ゴミやアマモについて学び、活動の意義や目的を理解したうえで、実際の体験活動に取り組みました。 座学の後は、レーキを使って砂浜の小石を除去し、浜に打ち上げられたゴミなどを清掃しました。レーキで小石を取り除くにはコツが必要で、表面の砂を薄くすくわないとレーキが重くなり、うまく扱えません。 子どもたちは最初こそ苦戦していましたが、徐々に慣れて上手に作業を進めていました。
その後は、あおもり駅前ビーチに棲む生きものの観察を行いました。まず水中スコープを使って魚を探し、ハゼやオコゼ、フグなどを観察しました。続いて、地引網を使った生きもの調査を実施。参加者全員で掛け声を合わせながら網を引き、浅瀬に生息する生きものを確認しました。子どもたちは網にかかった生きものを探して水槽に入れ、観察を楽しみました。あおもりみなとクラブの志田様による解説もあり、大人も子どもたちも興味津々で観察していました。
最後に、スゲアマモの播種活動を行いました。八戸工業大学の皆さまが制作した器具を使い、できるだけ深い場所に種を埋めていきます。スゲアマモは環境省のレッドリストに掲載されている貴重な植物です。その数を増やすことで、青森駅前ビーチの豊かな自然や魅力をより多くの方に伝えていけるよう、今後も活動を続けていきます。





