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2025.11.21

第19回「佐賀セブンの森」活動報告

セブン-イレブン記念財団は、豊かな自然環境の再生やCO₂の削減を目指し、「セブンの森・セブンの海の森」づくり活動を進めています。 今回は9月27日に行われた「佐賀セブンの森」の活動をご紹介します。

〈活動報告〉

「佐賀セブンの森」では、NPO法人かいろう基山・基山町と協定を結び、佐賀県三養基郡基山町の4.7haの森で活動しています。 
この活動では、放置竹林を整備し、伐採した竹から竹チップに加工。それを佐賀牛の寝床として活用し、牛糞とともに堆肥化します。できあがった堆肥は農家の水田や畑の肥料として利用しています。 放置竹林の整備によって生み出された資源が堆肥となり、稲作や畑作に利用されることで、地域循環の取り組みにつながっています。 今回の活動には、かいろう基山、基山町、セブン‐イレブン記念財団、本部社員、加盟店の皆様など、総勢65名の方々にご参加いただきました。

今回の活動では、枯れ竹の運び出し、竹の伐採、伐採した竹の切断という3つの工程を行いました。 まずは2チームに分かれてバケツリレー方式で枯れ竹を運び出す作業を行いました。列を作って下から上へ竹を引き上げる作業は体力を要しましたが、参加者同士の連携によりスムーズに進みました。

急斜面から運び出す様子
皆さんで協力して運び出しました

その後は7チームに分かれ、かいろう基山の皆さんの指導のもとで、のこぎりの使い方を学びながら竹の伐採を実施。安全管理のため、ロープを使って倒す方向を定めるなど、ていねいな作業が求められました。伐採した竹はその場で切断し、一部は通路まで運び出しました。

伐採活動の様子
伐採活動の様子

団体参加者からは、「竹の引き上げ作業が最も大変だったが、皆さんの協力に感謝しています」との声もあり、参加者同士の交流や助け合いの様子が印象的でした。
また今回から、基山町が正式に協定に加わり、町長をはじめとする役場の方々の参加も実現しました。地元行政との連携が強化されたことで、今後は地域住民の参加もさらに広がっていくことが期待されます。
この活動を通じて、放置竹林の課題への理解が深まり、地域資源の有効活用と循環型社会の実現に向けた一歩を踏み出すことができました。

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