ACTION

CO2削減のための取り組み

循環経済社会を目指した物流センターにおける取り組み

セブン‐イレブン・ジャパンでは、セブン&アイグループが目指す脱炭素社会の実現のために製造、配送、販売が一体となったサプライチェーン全体で脱炭素への取り組みを進めています。

2023年4月にセブン&アイHLDGs.は、CO2排出量削減の取り組みとして「令和4年度東京都新エネルギー推進に係る技術開発支援事業」における「再生可能エネルギーの利活用における小売業サプライチェーン脱炭素化循環モデル事業」の採択を受けており、セブン‐イレブン・ジャパンも参画しています。
2023年11月には、東京都の支援事業の一環として、セブン‐イレブン店舗向け温度帯別共同配送センターのひとつであるチルド・フローズン日野センターにセンター運営をしている株式会社エスアイシステムが太陽光パネルの設置を行いました。

チルド・フローズン日野センター

2025年7月からは、さらなる循環型センターの構築を目指し、株式会社日立製作所と連携し、当該センターに蓄電池や電力測定装置を設置し、貯めた電力を電気トラックや関連設備に使用する実証実験を開始しました。
本実証実験は、電気自動車のリユースバッテリーを利用した可動式蓄電池をセンターへ設置し、太陽光で発電した電力を蓄電池に貯め、車両の予冷や電気トラックに活用します。これらのエネルギー使用量の可視化を図るとともに、使用した電力が太陽光発電由来の再生可能エネルギーであることを証明するデジタル証明を行う実証実験になります。

蓄電池(バッテリキューブ)や電力測定装置(EMS)模式図
蓄電池(バッテリキューブ)
この蓄電池は可動式となっており、災害時外部で電力を供給出来るため、BCPの観点からも有効的です。
EVトラック‧EV充電器

本実証実験においてCO2削減効果などを検証し、効果が見込める場合、全国にある他の温度帯別共同配送センターへの拡大も検討してまいります。

【関連情報】
>>株式会社日立製作所の本件に関するWebサイト

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