ACTION

地域社会との連携

2023.11. 5

地産地消と原材料の国産化

地産地消の商品開発で
環境負荷低減と地域社会の活性化を進めます

セブン-イレブン・ジャパンでは、地域の優れた原材料を地元で使用する「地産地消」に取り組んでいます。地元産食材を使用した商品を地域の工場で製造し、そのエリアのセブン-イレブン店舗で販売することで、地域の原材料の継続的な調達、生産者応援につながると考えています。地産地消を推進するために地域フェアをより進化させていき、お客様と共に地域の課題解決に貢献していきます。
また、セブン-イレブンでは原材料の国産化にも注力。電子レンジ加熱タイプの「カップうどん」の麺に使用する小麦を2022年9月より、「冷たいうどん」については2023年4月にすべて国産に切り替えました。パンにおいても、2022年11月から「メロンパン」「ミルクフランス」に、2023年4月から「ちぎりパン」に国産小麦を使用。さらに、地域によって、その土地で収穫された小麦を使用した地区オリジナル商品も販売し、地産地消の取り組みを盛り上げていきます。

地域に合わせた食材と味付け・製法で
全国どこでも愛される商品づくり

地域によって歴史や文化、習慣が異なるのと同様、「食」においても、味、嗜好、メニュー、食べられ方などの多くに違いや特徴があります。
そのため、「だし」や「つゆ」を地域ごとに使い分け、小麦粉や蕎麦粉を厳選し麺の太さや形状、食感を商品ごとに変え、地域の食材を使用するなど、きめ細かく対応。たとえば、長い間ご愛顧いただいているセブン-イレブンのおでんは、全国で9種類のおでんつゆを用意。地域の材料を使用した地元で愛される親しみのある味わいに仕上げています。

①北海道(宗田鰹節・昆布・鶏)
②東北・信越(いわし焼き干し・ホタテ)
③首都圏(真昆布・利尻昆布)
④東海(むろ節・宗田鰹節・牛)
⑤関西・北陸(真昆布・牛・鶏)
⑥中国(煮干し・鶏・牛)
⑦四国(煮干し・うるめ煮干し)
⑧九州(あご・椎茸・鶏・牛)
⑨沖縄(鰹節・豚)

地産地消が環境問題に与える効果

地産地消を進めることは、環境問題にも好影響を与えることになります。地域で生産された原材料を地域の工場で加工、地域の店舗で販売することでフードマイレージ(食料の輸送にともなう消費エネルギー量)を大幅に抑えることが可能になり、CO2排出量も削減につながります。また、地域商品の開発は生産者の方にとっては安定した需要となり、品質の向上、持続可能な調達にもつながると考えています。

地産地消を支える
産地、工場、店舗の近さ

セブン-イレブン・ジャパンには、オリジナルフレッシュフードを生産する工場が全国に176工場あり、そのうちセブン-イレブンの商品だけを製造している工場は159工場になります(2023年2月末現在)。また、そこで加工された商品を、厳格な温度管理のもと配送する温度帯別共同配送センターは全国に164ヶ所あり、店舗は全国に20,000店舗以上展開しています。このように、産地と工場、店舗が全国各地に存在し、それぞれの距離が近いという環境が地域に根ざした商品開発を可能にしており、商品品質の向上と安全性にもつながっています。

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