ACTION

高品質な生活サービスの提供

2023.11. 4

セブン銀行のATM

24時間使える
「おサイフ代わりの」銀行

かつて、多くの銀行のATMが午前8時前後から午後7時ごろまでの稼動で、銀行以外の設置場所も少なく、決して利便性が高いとは言えない状況でした。そのため、24時間営業していて、生活圏の至る所にあるセブン-イレブンに対し、お客様からいただくもっとも多かったご要望がATMの設置でした。セブン‐イレブン・ジャパンは、そういったお客様の声にお応えするため、セブン&アイグループとして2001年にアイワイバンク銀行(現セブン銀行)を設立・開業しました。そして、セブン銀行はいまや、24時間いつでもどこでも、だれでも安心しておサイフ代わりに使える存在として"生活インフラ"の一つに。
東日本大震災の際には、お金を引き出せずにお困りの方が多くいらっしゃったことから、ATMをトラックに載せて被災地のお客様のもとに運んだこともありました。
現在、提携している金融機関は約600社。セブン‐イレブン・ジャパンをはじめとするセブン&アイグループの店舗のみならず、空港や駅、商業施設、サービスエリア・パーキングエリアなど、国内に約23,000台を設置しています。また、開業以来ATMの利便性を追求し続けており、高速処理によるお客様のご利用時間の短縮や、防犯対策などあらゆる角度から改善を図っています。
そのほかにも、お客様の多様性を踏まえて、以下のような工夫を行なっています。

ますます加速する
グローバル化への対応

海外からのお客様や日本に居住する外国籍の方の増加など、加速するグローバル化の動きに合わせ、セブン銀行もさまざまな対応を行なっています。
例えば、セブン銀行口座をお持ちの外国人居住者の方が入出金や海外送金サービスをご利用いただく場合には、ATMの操作画面は9言語に対応しているほか、セブン銀行口座に関して問い合わせする場合はコンタクトセンターのスタッフが10言語で対応し、サポートしています。また、旅行などで日本を訪れた外国籍の方が日本円を入手したい場合には、海外で発行されたキャッシュカードやクレジットカードをATMで利用することができ、その際のATMの操作画面は12言語に対応しています。さらに、外国人居住者の方が日本で快適に暮らせるように、セブン銀行の子会社セブン・グローバルレミットは、スマートフォンアプリ「Sendy(センディー)」※によって簡単、便利、手頃な手数料で送金できる海外送金サービスを提供しています。

※ 「Sendy(センディー)」のアカウントに全国約26,000台以上 のセブン銀行ATMから現金でチャージ(入金)すると、アプリからベトナム、インドネシア、フィリピン宛に手軽に送金が可能です。

視覚障がいのあるお客様にも
操作しやすいATMの開発

セブン銀行は、すべてのお客様に安心してご利用いただけるよう、ATM機能やサービスも日々進化させています。その中でも、視覚障がいのあるお客様にご利用いただいている音声ガイダンスサービスは、視覚障がいのある方にご意見をうかがい、操作性を検証しながら開発。ATMに備え付けのインターホンから流れる音声案内に沿ってインターホンのボタンを操作することでお取引きいただけ、提携する500社以上の金融機関のカードでご利用可能です。
人々の生活環境の変化に合わせ、SDGsが目標としている「誰一人取り残さない社会」を実現するために、お寄せいただいたご意見をもとに各種サービスを改善、進化させています。

音声ガイダンスサービス

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