日本の美しい自然を
次世代に引き継ぐために
セブン-イレブン・ジャパンでは、日本全国の各地域での環境保全活動に積極的に参加しています。その中でも軸となるのは、一般財団法人セブン‐イレブン記念財団と取り組む「セブンの森・セブンの海の森」づくりです。この取り組みは、店頭でお客様からお預かりした募金と、セブン-イレブン・ジャパン、企業、団体、個人の皆様からの寄付金をもとに進める自然環境保護保全事業です。地球温暖化防止のための「CO₂削減」と美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐための「豊かな自然環境の再生」を目的に森・里・川・海の全国18カ所で活動をしています。
活動には、地域住民や地元NPO、行政、加盟店、従業員が気軽に参加し、自然体験や地域交流ができる森づくりを行っています。
「セブンの森」づくり
「森づくり」の基本的な考え方は、植樹から下刈り、間伐までの森の保育活動を行い、健全な森をつくることです。
また、環境省との協働取り組みである「地域循環共生圏(ローカルSDGs)」の普及啓発にも努めており、放置竹林の整備を進め、こけしの材料となる‶ミズキ″を植樹し、地元の方々と林泊の取り組みを進める活動も行っています。
「セブンの海の森」づくり
「海の森づくり」では、水質浄化やCO₂を減らす効果のあるアマモを増やして豊かな海に再生する活動に取り組んでいます。この海洋生態系に取り込まれた炭素は「ブルーカーボン」と呼ばれ、地球上の生物が固定化する全炭素量の55%を占めており、温室効果ガス削減の切り札ともいわれています。海の森づくりではアマモ場再生活動以外にも海岸清掃や干潟づくりなど、さまざまな活動も行っています。
一般財団法人セブン‐イレブン記念財団の取り組み
セブン‐イレブン・ジャパンの創立20周年記念事業として、1993年11月に一般財団法人セブン‐イレブン記念財団を設立しました。加盟店と本部が一体となって‶環境″をテーマに社会貢献活動に取り組むことを目的に、自然環境保護・保全のための学習施設の運営や、各種の取り組みや会議に積極的に参加しています。
<自然環境保護・保全のための学習施設の運営>
高尾の森自然学校
東京都と協働し、東京西部・八王子市川町の貴重な森林を守り、育むことにより低炭素社会の実現に寄与しています。また、現存する東京都レッドデータに指定されている貴重な動植物の保護・保全活動を通し生物多様性の重要性を体験し学びます。
>>高尾の森自然学校Webサイト
九重ふるさと自然学校
阿蘇くじゅう国立公園くじゅう地域に代表される山岳部と、草原や水田をはじめとする人が育んできた自然環境が共存する、自然豊かな大分県九重町場所で、100年先の未来にも人と自然が寄り添いながら豊かに暮らせる九重をめざして活動しています。
>>九重ふるさと自然学校Webサイト
<自然環境保護・保全の取り組み事例>
環境省‐モニタリング1000
自然環境データを継続的に収集・蓄積する活動に2007年から参画しています。
>>モニタリングサイト1000Webサイト
>>環境省Webサイト
「環境保全及び協働取り組みに関する協力協定書」の締結
地域社会の持続的な発展に寄与することを目的として、環境省大臣官房総合政策課、一般財団法人セブン‐イレブン記念財団、一般社団法人環境パートナーシップ会議の三者で協力協定書を締結しました。
>>リリース
>>地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)Webサイト
>>一般社団法人環境パートナーシップ会議(EPC)Webサイト
「Jブルークレジット・カーボンオフセット」への参画
海草藻場などの海洋・沿岸生態系が吸収した二酸化炭素であるブルーカーボンを対象とした新たなクレジット「Jブルークレジット」の購入を行なっています。
>>リリース