
店舗運営で消費する資源を細かく管理し、
環境負荷低減を一歩ずつ進めていきます
セブン-イレブン・ジャパンでは、すべての店舗で日々消費される資源を細かく管理し、無駄を省いていくことで、全体として大きな効果を生むと考え、さまざまな取り組みを進めています。
・水の管理
セブン‐イレブン店舗では、日頃から節水に努めるとともに、節水タップの設置や省エネタイプの水洗トイレの導入、さらに雨水などを活用することで水使用量の削減を図っています。
また、店舗から発生する排水の処理についても、同様に環境に配慮した管理を実施しています。国の法令と店舗所在地の地方自治体の条例を遵守し、各地の適切な排水処理場・浄水場で排水を処理することにより、河川や海に汚水が流れないよう徹底しています。

・フロンの管理
セブン‐イレブン・ジャパンでは、店舗改装時などに、フロン使用機器を温暖化係数の低い代替フロン機器やノンフロン機器へ順次交換しています。
また、フロン類の漏洩を防ぐために2015年4月から施行されたフロン排出抑制法に則り、国の定めた定期点検・漏洩量の把握を実施しています。
■2023年度のフロン算定漏洩量 :60,646t-CO2
■2030年度までのフロン排出量目標:49,130t-CO2
機器廃棄時には、法律に則って専門の業者にフロンの回収を依頼。事業者から発行される引取証明書で適正な処理を確認しています。
代替フロン中のHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)は2020年までに先進国で生産が全廃され、他の種類への切り替えといった対応が必要となります。そのため、セブン‐イレブン・ジャパンでは、店舗で使用している商品陳列用の冷凍冷蔵ケースのノンフロン化を進めており、2025年2月末時点で1,631店舗へCO2冷媒を使用した冷凍冷蔵設備を導入しています。
店舗への導入率においては目標を定め(2030年度:18%、2040年度:60%)、助成金※なども活用し積極的に進めております。2025年度の新規開店店舗においては、約半数程度への導入を目標に取り組んでいます。
※交付予定の助成金
・コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業
https://www.jreco.or.jp/koubo_env.html
・省エネ型ノンフロン機器普及促進事業
https://www.tokyokankyo.jp/apply/nonfuron/

最新の冷凍冷蔵設備には、故障前に異常を検知するセンサーを取り付けており、故障が起きるリスクを早期に発見し、設備の設置環境の是正や、適正な使用方法を本部から店舗へ案内しています。故障のリスクを抑制することで、消費電力、CO2漏洩・排出量の削減につながる取り組みを行っています。
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