ACTION
多様な人財の活躍支援
2023.11. 5
多様な人財とのコミュニケーション活性化に向けた取り組み
「誰もが働きたいお店」づくりにつながる
多様性に対する学び
セブン‐イレブン・ジャパンは、高齢者や障がい者、外国人など、多様なお客様とのコミュニケーションのポイントを学ぶ機会として、店舗勤務の本部従業員を対象に「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)研修」を実施。講義やグループワークを通じて理解を深めています。また、講習の一部では、厚生労働省が開催する「精神発達障害者しごとサポーター」を取り入れ、2023年2月末までに275名が受講しています。 今後も一人ひとりが多様な人々と向き合い、より良いコミュニケーションを心がけ、すべての人が暮らしやすい社会づくりを推進していきます。
ダイバーシティ研修を
新入社員研修にも採用
セブン-イレブン・ジャパンで行うD&I研修には、「ジェンダーギャップ」、「男性育休」、「LGBTQ」、「仕事と介護の両立」、「みんなの生理研修(男女の健康)」「障がいのある方と共に働く共生社会」といった6つのテーマが設定されており、新入社員研修の中にも組み込む取り組みも行っています。
2023年には日本財団パラスポーツサポートセンターの研修プログラム「あすチャレ!Academy」を、セブン‐イレブン・ジャパン用のカスタムメイドプログラムで開催。車いすユーザーでありパラアスリートの山本恵理さんを講師として迎え、障がいのある方が実際に買い物をしている時に実際に感じていることなどをお話しいただくことで、より理解を深めることができ、ディスカッションを通じてすぐに具体的な行動に移したいという声が多く聞かれました。
「ユニバーサルマナー」への取り組み
本部従業員を対象に高齢者や障がい者、外国人など、多様な方々への基本的な向き合い方を学ぶ機会として「ユニバーサルマナー検定3級」検定取得の講習を開催しています。講習では「ユニバーサルマナーとはなにか」「自分とは違う人のことを思いやり、適切な理解をもとに行動しよう」など、講義やグループワークを通じて理解を深めています。この取り組みは2018年7月から開始したもので、2022年2月末までに159人が3級の認定を受けています。今後も従業員一人ひとりが多様な方々に向き合い、声をかけられる人になるように努め、すべての人が暮らしやすい社会づくりを推進していきます。
レジカウンターへの「指差しシート」設置
「指差しシート」は、お箸やカトラリーの必要有無をはじめ、レジ袋の購入有無、お弁当類の温めの有無について、レジカウンターにてお客様に指差しで意思表示いただくものです。これまでも一部店舗において、各地域における行政との連携等を通じ、設置を進めてまいりましたが、2023年6月に約500店舗に拡大。今後は全国の店舗への拡大を目指しています。海外からのお客様をはじめ、年齢や文化の違いなどもこえてすべてのお客様により快適にお買物していただくだけでなく、店舗で接客をする店舗従業員にとっても、より働きやすい環境を整えてまいります。