ACTION
CO2削減のための取り組み
2023.11. 1
第三者審査によるCO2排出量の点検
グループ全体での現状を正確に把握するため
スコープ別温室効果ガスの排出量を算定しています
環境負荷低減の取り組みを客観的に正しく評価・検証するため、2015年から店舗運営および事業活動に伴うCO2排出量の第三者審査を実施しています。第三者審査では、店舗ごとのエネルギー使用量の集計からCO2排出量の算定に至るまでのプロセスにおいて検証を受けています。2022年はセブン&アイグループのスコープ1(事業者自らによる温室効果ガスの直接排出)における排出量は114,083t-CO2、スコープ2(他社から供給された電力や熱、蒸気の使用に伴う間接排出)は2,571,802t-CO2、スコープ3(事業者の活動に関連する他社の排出)は16,489,131t-CO2となっており、数値の正確性と社内外からの信頼性の向上につなげています。
スコープ3の算出について
セブン&アイグループは、セブン&アイHLDGS.の「地球温暖化防止に関する基本方針」に則り、サプライチェーン全体におけるCO₂排出量を把握し、削減していくために「スコープ3」を算定しています。「スコープ3」とは、自社排出量以外の、原材料・商品の調達、配送、商品使用、廃棄過程から出る温室効果ガスの排出量のことを指します。
算定にあたっては、環境省の「サプライチェーン排出量算定支援」事業を活用し、「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドラインVer2.1」に沿って算定しています。今後も、継続的に「スコープ3」の算定に取り組むとともに、その結果を踏まえ、自社以外を含めたサプライチェーン全体でのCO₂排出量の低減をめざしています。
TOPICS
セブン&アイHLDGS. 及び事業会社は、環境に関連する法規制を遵守し、事業活動が、地球規模の資源問題、温暖化問題に関っていることを深く認識し、商品の開発・生産、配送といったサプライチェーンから、販売、消費までのすべての段階における環境負荷を評価し、CO2排出量を削減するよう努めます。
>>温暖化防止基本方針
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